公共工事入札制度の全体像
公共工事入札制度は、まず建設業許可を取得した後、経営事項審査(経営状況分析申請及び経営規模等評価申請、総合評定値通知書の取得)、入札参加資格申請、と続き、その後、入札、契約と進んで行きます。
公共工事入札までのながれ
通常の公共工事入札までの流れは、以下のようになります。
- 建設業許可の取得
- まずは、建設業許可申請を行い、取得しておきます。
(通常、知事許可の場合、約一ヶ月、大臣許可の場合、約三か月の日数を要します。)
- 決算確定・税務申告
- 決算の確定後、税務申告・納税します。
- 決算変更届の提出・経営状況分析申請書の提出
- 確定決算をもとに、決算変更届を作成・提出し、それと並行して、経営状況分析申請を行います。
- 経営規模等評価申請
- 経営状況分析結果通知書を添付して、経営規模等評価申請を行います。
その後、約一ヶ月で「総合評定値結果通知書」が届きます。
- 入札参加資格申請
- 電子申請のホームページより、入札参加資格申請を行います。
(群馬県の場合、通常、12月中旬から1月中旬までの期限となっております。)
- 入札参加資格認定通知書の取得
- 入札参加資格認定通知書が送られてきます。
(群馬県の場合、4月1日に登録メールアドレスに送られ、有効期間は4月1日から2年間です。)
- 電子入札の登録・官公庁への営業活動・入札参加の指名・電子入札への参加
- 電子入札の登録を行い、その後、官公庁への営業活動を行います。
入札参加の指名があったら、急いで入札額を見積もり、入札を行います。
その後、入札されれば、契約へと進むことになります。